どーも、ばっちょです。
(2016年)6月13日大阪本町にある葛西形成外科で、第1回目の瘢痕治療を受けてきました。
初めてだったので、結構緊張しました。
ついに始まりました、しばっちょの瘢痕・レーザー治療。
https://www.ganmenhoukai.com/entry/shibaccho/
形成外科での治療を考えている方は是非参考にしてみて下さい。まだ皮膚を切ることしかしていないので参考になるかは微妙ですが(笑)
おおまかな僕の瘢痕治療の概要
▼イメージ図
僕の場合、まずは皮膚が表面からボコッと飛び出している部分が何箇所かあるので、それを切り取るなり、削るなりするところから始まります。
また、トンネルや橋のようになっている所も、メスで切り開いて取ってしまいます。その後で、逆に凹んでいる箇所、いわゆるクレーターの治療に移る、という感じですね。
第1回目の手術
まずは右頬4箇所
▼一番隆起している箇所、指でつまめます。これを切り取るわけです。
上でも述べた通り、まずは皮膚が表面から飛び出している部分を、平らにしていくところから始まります。今回はまさにその手術を受けてきました。
手術というと大げさに聞こえてしまうかもしれませんが、全身麻酔をして眠ってー、みたいのではありません。そして、治療は1度に顔全体やるわけではなく、何回かに分けて部分的に行います。
第1回目は、右頬の、右半分の4箇所でした。
手術を終えるまでの順序・一連の流れ
- 院長と面談
- 治療前の顔写真撮影
- 手術台でアイシング
- 局所麻酔
- 処置
- アイシング
- 自宅でのアフターケアの説明
当たり前ですが予約時間の10~15分前には必ず病院に着いていたほうが良いです。女性で化粧をする方は落とさないといけないので、もっと早めに。
予約時間になると、まずは院長と軽い面談を行いました。今回の手術で何をするのかと、今後の見通しをおおざっぱに話し合いました。
その後、数分待合室で待機したあと、処置前の顔の写真を、右から左から正面から撮りました。もちろんこれは術後の経過観察のためですね。
僕自身も写真が欲しかったので、院長に相談してみたところ、ある程度治療が進めば、まとめてデータをくれると言って下さいました。
写真が終わると直ぐに手術台へ。
まずは、仰向けに寝転がって処置する右頬をアイシング(保冷剤のような物でしっかり冷やす事)します。
次に右頬の、処置する箇所の周辺に局所麻酔を打たれます。
麻酔が効き始めたら直ぐに処置スタートで、皮膚をメスで切るなり、レーザーで焼いて(?)平らにしてもらいます。
処置が終われば、最後にまたしっかりアイシングして終了です。
その後は、看護婦さんが自宅でのアフターケアの方法や治療箇所へのガーゼの張り方、注意すべき点を説明してくれました。
ここまでが一連の流れです。あとはお金を払って帰るだけです。
第1回目の手術を受けた感想
初めて葛西形成外科に行った時から、とてもわくわくしていました。やっと僕も瘢痕治療が出来る、やっとこのデコボコの肌からある程度解放される時が来たんだ、と。
そんな気持ちで受けに行った手術、正直手術台に乗った瞬間からメチャクチャ緊張しました。
なんていったって、肌を切り取るわけですから、そりゃ怖いです。
手術・手術台って聞くと、よくテレビドラマとかで目にするような手術のシーンを思い浮かべるかもしれませんが、全然違います。
大きな部屋が仕切りやカーテンで区切られ半個室みたいになっていて、それぞれの場所に台やライト、機械などが並べられています。歯医者さんみたいな。
緊張がピークに達したのが、局所麻酔を受けている時でした。「まじ何回すんねん!」っていうくらい注射打たれるんです。
正確には覚えていませんが、おそらく20回くらいだったかと。
とにかく麻酔の最初が痛いです。後になるほど麻酔が効いてきますので、最初を耐えればオッケーです。これから治療のたびに、局所麻酔をこんなに打たないといけないと思うと、少し鬱です(笑)
麻酔後の処置、これもかなり緊張しました。
目をつむって、仰向けに寝た状態で処置を受けるので、自分からは全く何も見えません。ですが、何か触られている感覚はかすかにありました。
事前に、皮膚をメスで切り取って、レーザーのようなもので平らに削る、というのはもちろん知っているので、その場面をついつい想像してしまうんですよね。
「あ、今触られてる、なんか、なんか今ザクッみたいな音したぞ!?なな、ななな何の音だ?今メスで皮膚切り取られているのか!?うあああー!…うああああ!」
って心の中で叫んでました。(笑)
こういう時ほど、自分の想像力を恨むことはないです。全身に力入りまくりで、汗ビッショリでした。
メスで邪魔な皮膚を切除した後は、レーザーで平らにしつつ血を止めるんですが、何かを焼いているような臭いがします。
ちょっとクサいです。ちなみにずっと耳元でピーーーって音が鳴ってます。耳栓あると嬉しいなあ、なんて思いました。
麻酔から処置が終了するまでの所要時間は15~20分くらいだったかと思います。
初めてでしたし緊張もしてましたから、体感時間はもっと長く感じましたが。
術後のアフターケア
術後7日〜10日目にくらいに、一度経過を見せに、必ず診察に行かないといけないようです。
また、術後14日間は、傷口に軟膏を塗り、その上からガーゼを貼るように言われました。軟膏を塗るのは朝と夜の2回です。
▼ガーゼを貼るとこんな感じです。けっこうでかでかと、目立ちますね。
治療直後は、傷口が凹んでいるため、どうやら傷口を乾燥させてしまうと、凹んだまま治ってしまうようです。
乾燥、ダメ、絶対。
お風呂は当日から入っても良いのですが、ガーゼは貼ったまま入るよう指示されました。だから、お風呂に入った後でガーゼを張り替えることになります。傷口は少々濡れたり石鹸などが付いたりしてしまっても大丈夫なようです。
まあ他にも色々注意点なりポイントがあるので、以下にまとめて載せておきます。
術後のポイントまとめ
最重要事項
- 朝と夜に傷口に軟膏を塗り、2週間はその上にガーゼを貼る。
- 術後7日〜10日目くらいに必ず経過診察に行く。
- 傷は絶対に乾燥させないこと。
- 傷口を引っ掻いたりこすったりしない。
重要事項
- 入浴・洗顔・洗髪は当日からオッケー。傷口が多少濡れたり、石鹸がついても大丈夫。
- 長風呂や激しい運動は避ける。
- もし出血した時は、清潔なガーゼなどで強く押さえ止血する。
- 傷口がカサブタなどになっても無理に剥がさない。
その他気になるポイント
- 化粧は治療部位・レーザー照射部にはしないこと。
- 麻酔注射によって起こった内出血や腫れは、1〜2週間ほどで治るらしい。
- ヘコみが残ってしまった場合➡赤みがある間は、まだそこから回復する可能性があるため、様子を見ること。肌が白くなってもヘコんでいる場合は、対処するとのこと。
- 傷が盛り上がってきた場合➡注射などで対処できるとのこと。詳しくは先生に相談するように。
まとめ・総括
まだ1回目の治療を終えただけですが、ここに至るまでの2年半という長い投薬治療&自宅療養期間を思うと、次のステップを踏み出せた事をとても嬉しく思います!
数十発打たれる麻酔注射はもちろん痛いし怖いですが、2年前の肌が一番ひどかった時期の激痛、精神的な苦しさに比べたら、屁でもないです。
料金についてですが、今回の診療費・手術代は、12,190円でした。
僕の場合、1回治療をすると約2週間は経過を見ないといけないので、1か月に最高でも2回の治療が限度ですね。2回治療を受けたとして約25,000円ってところですね。
現在(2017年5月11日)4度目の治療を終えましたが。手術ペースは3〜4ヶ月に1回です。ひと月に何度も手術というのは、今の所ありません。
治療費は前々から、いくらくらい必要なのだろうと心配していたので、これである程度今後のお金の管理ができそうです。
まだ手術から2日しか経過していないので、今後傷跡がどうなるかは想像がつきませんが、5週間後に当ブログで写真付きで経過報告をする予定ですので、お楽しみに。